注文方法の実践ステップ|ツール別に見る設定方法
デモトレード環境では、プラットフォームによって注文の入力方法が異なります。ここでは代表的な取引ツール「MT4」「cTrader」「TradingView連携口座」の3種類に分けて、指値×逆指値の同時設定手順を整理します。
MT4の場合
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「新規注文」ウィンドウを開く
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注文種別を「指値注文(Buy Limit / Sell Limit)」に変更
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エントリー価格を入力し、「有効期限」も任意で設定
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損切りライン(逆指値)と利益確定ライン(指値)をそれぞれ入力
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「注文発注」をクリックし完了
cTraderの場合
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チャート上でエントリー予定の価格を右クリック
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「新規注文」→「Limit Order」を選択
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「Stop Loss」「Take Profit」をそれぞれ価格指定
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注文内容を確認し発注
TradingView連携口座(例:OANDA)
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TradingViewチャート上で「注文パネル」を開く
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「指値注文」または「リミット注文」を選択
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エントリー・ストップ・ターゲットの価格を入力
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発注前に「注文プレビュー」で確認し送信
ツールの操作に慣れるためにも、まずはデモ口座で繰り返し練習してみましょう。
成功と失敗をどう記録するか|トレード記録術のすすめ
注文を出して終わりではなく、実際の結果と自分の判断を振り返ることが重要です。以下のような記録を残すことで、技術と判断力が確実に積み上がっていきます。
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取引日・通貨ペア・時間帯
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注文の価格(エントリー、損切り、利確)
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結果(利益/損失、pips、損益額)
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注文の根拠(チャート分析、ニュースなど)
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実際の値動きと違った点
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今後に生かすポイント
記録のフォーマットは自由ですが、ExcelやNotion、トレードノートアプリなどを使うと、検索や振り返りがしやすくなります。
まとめ
「指値と逆指値を同時に設定する」という行動は、ただの操作技術ではなく、トレード計画を具体化し、感情に左右されない仕組みを作る第一歩です。特にデモトレードの段階でこの習慣を確立しておけば、リアルトレードでも一貫性のある行動が取りやすくなります。
失敗しても構いません。むしろ、失敗したほうが「なぜダメだったか」を見直す材料になります。自動注文の力を借りながら、自分のスタイルを深めていきましょう。
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